【映画レビュー】ツレがうつになりまして。
こんにちは、アエーネです!
今日ご紹介するのは、「ツレがうつになりまして。」です。
①あらすじ
真面目なサラリーマンのツレ(堺雅人さん)と漫画家のハルさん(宮﨑あおいさん)は、結婚5年目の夫婦。真面目な性格のツレがある日「死にたい」と言い出し、うつになってしまう。そこから夫婦で向き合い、奮闘していく実話に基づいたお話。
②感想
夫婦のあるべき姿を感じる
夫婦って⁇わたし自身結婚して2年目になりますが、日々感じることがたくさん。お互い元々は知らない人同士。夫婦になるってほんとにすごいことで、お互いわかり合う努力がかなり重要になります。ツレとハルさんは、お互いのことをわかっているようで、わかっていなかった。ハルさんはツレがどんな思いで毎日満員電車に揺られ、しんどい仕事をしているかをわかっていなかった。ツレも、ハルさんがどんな思いで漫画を描いているのかをわかっていなかった。わたし自身もそうだが、わかっているようでわかっていないことはたくさんある。でも、そこに気が付いて、お互いがきちんと話をし、理解しようという気持ちを持つことが大事になってくる。気付くことが大事。歩み寄ることが大事。遅すぎることはない。気持ちをぶつけることの大事さを改めて感じました。
受け入れることってすごい勇気
この映画のメインのテーマがうつのこと。「心の風邪」という表現が出てきたが、ほんとにそのとおりだとおもう。わたし自身、入社してすぐにパワハラで仕事に行けなくなったことがありました。毎日眠れない、食べられない。これはおかしい。睡眠導入剤を飲んでも眠れない。しんどいのになぜまた自分が自分を追い詰めてしまうのか。出口のない迷路に迷い込んだような時期でした。わたしは辞める選択肢を取ることはできませんでしたが、同じ経験をされた方の気持ちはものすごいわかります。このことを他の方に話せるようになるまでにも、時間がかかりました。ツレのすごいところは、自分がうつであることを受け入れ、その経験を他の方に伝え続けていること。どれだけ勇気の要ることか。ツレの芯の強さを感じることができました。
夫婦って、心のあり方って、大事なことを考えさせられる映画でした!
ツレがうつになりまして。 [ 宮崎あおい ]
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